建設業界>どんなカメラやセンサーがあるの？

では実際、建設業界で使用するカメラについてどうんなものがあるか紹介
していきましょう。
元々の航空写真というのは建設業界の会社すべてがアナログカメラを使用して、
撮影を行ってきました。
アナログカメラと聞くと、フィルムを現像して写真にする昔からあるカメラと
何が違うの？と思うかもしれませんが、基本的には同じ原理です。
当然、カメラ事態の機材は、大きいですが、撮影に使うフィルムなんかは
一般に出回っているメーカーのものを使用しています。
レンズも当然一般のカメラと同様に広角のもにも交換できますので、基本的には、
航空機用に写真が大きく撮れるカメラと思っていただいていいでしょう。
でも、それは数年前までの話です。
当然、今でもアナログカメラは使用しますが、とうとう航空写真カメラにも
デジタルの時代が到来したのです。
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実際に航空機のデジタルカメラというものは、みなさんもよく目にする
市販されているデジタルカメラと同じようなもので原理も似ています。
こちらもアナログ同様に写真が大きく撮れるのが特徴ですが、もう一つ
市販のデジタルカメラと桁違いに違うところがあります。
それは、画素数です。
市販のデジタルカメラだとここ最近一千万画素が主流になってきましたよね？
いいカメラで二千万画素がいいところだと思います。
では、航空デジタルカメラの画素はいくらかと言いますと・・・
大体、メジャーなカメラで十二億画素ぐらいですかね？
びっくりしましたか？

私も最初見たときはびっくりしました。
デジタルカメラのお化けって感じですよね？
これだけの画素があれば4cm〜5cmの解像度の画像が撮れそうな気になりませんか？
建設業界では、こういった超高性能なデジタルカメラを現在の主流にしています。
それ以外では、デジカメ計測の他にセンサー計測・レーザ計測というものがあります。
これは、一般に市販されているスキャナと原理が同じで、
目に見えないですが、地上に光線を照射して情報を取得します。
そのようなセンサーの中には、熱赤外画像を撮れるヒートアイランド用に開発
されたセンサーや一枚の画像をロール写真のように連続的に撮影できる
センサーなどもあります。

このロール写真を撮影できるセンサーは、その他に3次元の地形データを作成
できますので、精密な3次元地図を作成する時に有効活用されます。
レーザ計測では、1秒間に約80000発の光を照射し、地表の情報を点情報として
取得します。
よく、クリスタルガラスの中に、生き物だったり建物だったりが、点で立体的に
表現されているオブジェがありますよね？
そのような感じで航空レーザーというのは、地表を広域の3次元データで取得する
ことができます。