建設業界>地図の作成方法

前述で地図は、新鮮さが命とお話ししましたが、
地図が現在、どうやって作られ、どのような技術を利用して
できているかご存じですか?
多分、知っている人ってほとんどいないと思います。
現地を歩きまわって紙の上に今と昔で変わっているところを
書いているじゃないの?
確かにそのとおりです。
ただし、その方法で地図を更新するとかなり効率が悪いです。
普通列車と新幹線のスピードぐらい効率が悪いです。
費用も膨大にかかります。
では実際は?
地図を作成する技術として一番早く安価とされているのが、後に
紹介します、航空機・衛星等から地上の写真を撮影して作成する
方法となります。

空や宇宙からであれば、現地で入れないところまで手に取るように
一目瞭然でわかりますよね?
また、実際に現地にいかなくてもほとんどは航空写真に写って
いるのですからその航空写真をパソコン上でなぞってしまえば
昔に比べて、はるかに効率は良いです。
ただし、すべてが室内作業で完結する話ではなく、
写真から見えないようなところには部分的に現地に人を
派遣して調査しますが、一から現場で作業するよりかは、
格段に早いですね。
パソコンのない頃は確かに現場で調べて地図を紙上に書いて
いていました。
でも、最近では技術の進歩とともにほぼすべてデジタルで
処理することが可能になりました。

これでも昔と比べれば、かなり安く地図が生産できる時代と
なりましたが、一つの自治体などでも数千万円はかかるのが
現状です。
そのうち、全自動(機械処理のみ)で地図ができる時代が到来
するかもしれません。
そうすれば、今よりもさらに安くなるでしょう。

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