建設業界>地上での観測・計測ってなにするの？

では、地上の計測ではそのような技術が活躍しているかというと・・・
まず初めに、人々の生活の安全を守っている地上計測について
紹介します。
実際には、直接的もありますが、ほとんどが間接的に生活の安全を
サポートしていると言った方が正確かも知れませんね。
地すべりや斜面崩壊の危険地域での調査やダム変動量による測定
、トンネル内での空断面の測定などで安全をサポートしています。
具体的に言うとこれらのすべてに共通して言えることは、
地震や天災等による二次災害の危険性をあらかじめ最小限に
するために行う、調査であったり測定であったりします。
次に、建設業界の計測技術は、精密が故に医療業界でも
大活躍しています。

特に、癌治療には絶大な効力を発揮します。
癌というのは昔から不治の病とされてきましたよね？
でも、早期発見されたら治る確率は非常に高くなります。
計測技術というのは、位置を特定するために計測するわけですから
癌細胞がある個所を放射線医療装置等でピンポイントで教えてくれます。
その中で、正確な位置がわかると同時に的確な摘出
手術が行われているわけです。
驚くことに人間の体も観測や計測してしまうのですね。

将来的には、スキャン装置を使用し、個人個人の精密な3次元立体
モデルを作成して、その中にピンポイントで体の悪い箇所を
表示させる技術も出てくるといわれています。
いわゆる、医療業界の進歩は、建設業界の計測技術なくしては、
なしえないところまで来ています。